2024.10.31
健康イベントリポート2024特別編「今年も ねんりんピック サポートします・後編」
「スナバに降る雨は 冷たく沈む 重い雨」
そう呟いた詩人が鳥取にいらしたのかは存じませんが、確かにその日は冷たい雨が降っていました。
どんよりとした低い雲がビジホの上空に、そして海辺の砂丘にも覆いかぶさる・・・
そんな鳥取県二日目の朝です。
ねんりんピックのとある会場で明日の準備を行いながら、私たちスタッフは声を掛け合いました。
「いやむしろ今日降ってくれて良かったよ、この雨が明日だったら大変。明日は晴れるから・・・」
雨に沈む小学校の校庭、置き忘れられたかのような無人のテントを見やりながら、私たちは励ましあうようにそう話し合ったのです。
その翌日、ねんりんピック本番の初日。
鳥取県三日目の朝は、雨は降りませんでした。
信じる者は救われる!
曇っているくらいなら全然オッケー! 雨さえ降っていないなら大丈夫!
テントの下で雨水に濡れたテーブルを拭きながらも、私たちの気持ちは充分に明るいものでした。
でも、その日は寒かった・・・いやぁ、本当に寒かった。
「明日は寒くなると天気予報で話していたので、昨夜のうちにビジホ近くのイオンで着るものを余分に買っておいて本当に良かったです」
と、その夜の夕食の席でスタッフの一人がしみじみと独白していました。
さらに一夜明けてそのまた翌日、ねんりんピック本番二日目の朝は・・・
やったぞ、快晴だ! 澄み渡る高い青空。
でも、風がすごい! 昨日よりはいいけれど・・・やっぱりちょっと寒い。
あまりの強風に、ある測定現場では機器がテーブルから飛ばされてしまうなんて緊急事態も!
故障しなくて本当に幸いでした。スタッフ一同、そっと胸をなでおろしました・・・。
などなど、いろいろあった今年のねんりんピックでしたが、終わってみれば楽しい日々でした。
今回のねんりんピックでは、鳥取市様の4会場、岩美町様、八頭町様、日吉津村、日南町様にて測定を行わせて頂き、智頭町様、三朝町には機器をレンタルして頂きました。
使用した機種は、体組成測定「MC-780A」、骨密度測定「ビーナス」、骨の健康度測定「骨ウェーブ」、血管推定年齢測定「メディカルアナライザー」、俊敏性測定「クイックアーム」、俊敏性測定(動体視力)「クイックキャッチ」、野菜の摂取量チェック「ベジメータ®SE」、血液サラサラチェック「ビースキャンZ」の8種、計25台となりました。
ご利用いただき大変ありがとうございました。
測定させていただいたねんりんピック参加者の方々は、昨年開催の愛媛県の会場でもそうでしたが、
どなたも結果が良好でした。
筆者はサッカーの会場で血液サラサラチェックを行わせていただいたのですが、緑の芝の上を年齢を感じさせることなく疾駆する選手の皆さんには本当に頭が下がります。
そして、もちろん拝見させていただいた毛細血管の状態も綺麗な方が多い印象でした。
他の会場で骨密度測定を担当した別のスタッフも、やはり骨の丈夫な方が多かったですと感心た様子で話していました。
今年もいろいろな方々にお世話になりました。
レンタカーの返却が時間ギリギリになったのに、快く対応して下さったレンタカー会社のスタッフさん、どうもありがとうございました。
測定現場で各種のお手伝いしてくれた地元の理学療法士の卵だという学生さんたち。
いろいろとありがとうございました。
頑張って立派な医療人になってください。
選手やスタッフにまかないを作ってくれていた地元のおばあちゃんたち。
お裾分けで頂いた「芋煮」とてもおいしかったです。
今回、鳥取で食べたものの中で一番の味、そして温かさでした。心身ともに本当に温まりました。
ありがとうございました。ごちそうさまでした!
こうして、今年の第36回全国保健福祉祭とっとり大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」は無事に終了となりました。実行委員会の発表によれば、延べ参加人数は540,861人であったとのことです。
鳥取県にはスナバとスタバとがあって、
そこには元気な人生の先輩たちの笑みの花がいっぱいに咲き誇っていたのでした。
参加されたすべての皆さん、大変お疲れさまでした。
けれど、ねんりんピックはまだまだ続きます。終わりません。
来年は私たちの地元である岐阜県でねんりんピックは開催されます。
次回、第37回全国保健福祉祭ぎふ大会「ねんりんピック岐阜2025」を、どうぞお楽しみに!!
(来年につづく)