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ベジメータⓇで野菜摂取量と心血管疾患や認知症リスクとの関係が明らかに

野菜を積極的に摂取すると心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)や認知症のリスクが低下する可能性があることが、ベジメータⓇを用いた日本人を対象にした研究で示されました。

   

聖隷浜松病院(浜松市中央区)の尾花明アイセンター長らのグループは、野菜や果物に含まれる皮膚カロテノイド量を測定するベジメータⓇを使って、野菜摂取状況と心血管疾患の発症リスクとの関係を可視化し、野菜摂取量が多いほど、心血管疾患の発症リスクが下がることを示しました。
また、島根大学医学部眼科教室(谷戸正樹教授)の研究グループは、カロテノイドと緑内障の関係を調べる一連の研究の中で、認知機能障害が野菜摂取量の低下と関連していることを明らかにし、認知機能の低下を遅らせるために野菜摂取量を維持することの潜在的な有益性が示されました

野菜・果物に含まれるカロテノイドはヒトの体内で強い抗酸化作用を発揮し、総血清カロテノイドが25%上昇するごとにがんや心血管疾患による死亡のリスクを15%低下させることが、日本人を長期間追跡した研究で示されています。このように野菜・果物の積極的摂取が予防に有効な疾患があることが解明されています。 
ベジメータⓇは、世界中で食育分野での応用以外に医学分野でも研究が行われており、科学的根拠に基づく野菜摂取量評価が行われています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000127441.html